2026/5/20
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国際

米中首脳、AI安全対策の政府間対話実施で合意 北京会談で一致

要約

中国外務省は19日、先週北京で開催された米中首脳会談において、AIの悪用防止や安全対策を協議する政府間対話の設置で合意したと発表しました。

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中国外務省が合意内容を公表

米中両首脳が人工知能(AI)に関する政府間対話を実施することで合意しました。中国外務省が2026年5月19日、明らかにしたものです。先週、北京で開催された米中首脳会談において、最先端AIの悪用防止や安全対策を協議するための対話の枠組みで一致しました。

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※画像はイメージです

中国外務省報道官は「AIについて政府間対話を実施することで合意した」と発表し、合意の事実を正式に認めました。急速に進化するAI技術をめぐり、米中両国が安全面での課題に取り組む姿勢を示した形です。

悪用防止と安全対策が焦点

今回の合意では、対話の目的として最先端AIの悪用防止と安全対策が掲げられています。世界の二大AI大国が対話の場を設けることの意義は大きいとみられます。

ただし、具体的な対話の開始時期や頻度、開催場所については明らかにされていません。両国の担当部署や参加者の詳細、協議される安全対策の具体的な範囲についても現時点では不明となっています。

米中関係の新たな局面

先週の北京での首脳会談は、米中間の多岐にわたる課題が山積するなかで行われました。AI分野での政府間対話の設置合意は、技術分野においてリスク管理の面で協調する余地があることを示しています。今後、対話の具体的な枠組みがどのように整備されるかが注目されます。