2026/4/1
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エンタメ

藤井聡太王将がカド番しのぐ、王将戦第5局で永瀬九段に勝利し5連覇に望み

要約

第75期王将戦七番勝負で1勝3敗と追い込まれていた藤井聡太王将が第5局で永瀬拓矢九段を破り、対戦成績を2勝3敗とした。第6局は18日から名古屋市で行われる予定。

将棋王将戦藤井聡太

藤井王将、初のカド番で踏みとどまる

将棋の第75期王将戦七番勝負第5局が8日と9日の両日、栃木県大田原市で指され、後手の藤井聡太王将(23)が挑戦者の永瀬拓矢九段(33)を破った。1勝3敗とカド番に追い込まれていた藤井王将がひとつしのぎ、王将5連覇に望みをつないだ。

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※画像はイメージです

藤井王将にとって、七番勝負でのカド番は極めて異例の事態である。2023年に史上初の八冠独占を達成して以降、圧倒的な強さを誇ってきた藤井王将だが、現在は竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将の六冠保持となっている。今シリーズでは永瀬九段が第3局から連勝し、3勝1敗とタイトル奪取に王手をかけていた。

永瀬九段、初の王将獲得はお預け

永瀬九段は挑戦者決定リーグを6戦全勝で制して挑戦権を獲得。両者のタイトル戦対決は今回で7回目を数えるが、永瀬九段が藤井をカド番に追い詰めたのは初めてのことだった。第5局での敗戦により、一気にタイトルを奪取する機会を逃した形となった。

第6局は名古屋で18日開幕

対戦成績は藤井王将の2勝3敗。藤井王将が防衛を果たすには残る2局を連勝する必要がある。第6局は18日と19日に名古屋市で指される予定だ。

藤井王将の2024年度成績は40勝12敗、勝率.769とデビュー以来初めて年度勝率が8割を下回っており、かつての圧倒的な支配力に変化が生じつつある中での正念場が続く。