2026/4/1
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エンタメ

映画「国宝」、米アカデミー賞授賞式へ 李相日監督ら現地で意気込み語る

要約

邦画実写の興行収入歴代最高を塗り替えた映画「国宝」がメイクアップ・ヘアスタイリング賞にノミネート。授賞式を前に、スタッフがロサンゼルスで歌舞伎の伝統技術への評価に手応えを語った。

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授賞式は15日、日本時間16日に開催

第98回米アカデミー賞の授賞式が15日(日本時間16日)に開催される。メイクアップ・ヘアスタイリング賞にノミネートされている映画「国宝」のスタッフが14日、ロサンゼルスの日本総領事公邸で報道陣の取材に応じ、受賞への期待を語った。

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※画像はイメージです

映画「国宝」は女形の歌舞伎役者を題材にした作品で、邦画の実写作品として興行収入の歴代最高を塗り替えた話題作である。今回、米アカデミー賞のメイクアップ・ヘアスタイリング賞にノミネートされ、日本の伝統芸能の技術が国際的な舞台で評価を受ける形となった。

李相日監督「特殊な光を放っている」

李相日監督は取材に対し、「日本の伝統芸能である歌舞伎と映画という両方の技術の融合が、アカデミー(賞)の中でも特殊な光を放っていることを実感できると期待しています」と語り、歌舞伎と映画技術の融合が世界の映画人に与えるインパクトへの自信をのぞかせた。

歌舞伎化粧の伝統が世界へ

歌舞伎化粧を担当した日比野直美氏も思いを明かした。「何百年も続いた歌舞伎のお化粧があり、日本舞踊ができ、(化粧をする)『顔師』という仕事ができ、色々な師匠たちから受け継いだ、その全てが今回評価された。日本の伝統全部が評価されたと思っている」と述べ、個人の技術にとどまらず、日本の伝統芸能そのものへの評価であるとの認識を示した。

授賞式の結果に注目が集まる。