大阪松竹座、道頓堀での劇場運営継続へ 松竹が方針発表
要約
松竹は大阪府・大阪市との対話を経て、道頓堀での劇場運営を継続する方針を発表した。現在の建物の活用方法や新たな運営形態は未定で、詳細は今後検討する。
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閉館方針を撤回、道頓堀での劇場運営を継続
松竹は31日、5月の公演を最後に閉館する予定だった大阪松竹座について、道頓堀での劇場運営を継続する方針を発表した。昨年8月に建物設備の老朽化などを理由に閉館を発表していたが、方針を転換した。
松竹は継続の理由について、大阪府・大阪市との対話を重ねた結果、「今まで果たしてきた役割の歴史は継続していくべき」と判断したと説明した。今後は「新たな文化芸能の発信拠点の実現」に向けて取り組むとしている。
建物の活用方法は未定
ただし、現在の建物を今後どのように活用するかは未定で、新たな劇場運営の具体的な形態や開始時期も明らかにされていない。松竹は運営形態などの詳細を今後検討するとしている。
道頓堀の象徴
大阪松竹座は1923年に大阪初の本格的な洋式劇場として開業した。戦後はいったん映画館となったが、1997年に外観を残して建て替えられ、演劇専用劇場として再出発した。
約400年の歴史を持つ芝居町・道頓堀にある劇場として知られ、松竹の方針転換は道頓堀の文化芸能の拠点をどう維持するかという点でも注目される。
大阪松竹座が開業
大阪初の本格的な洋式劇場として道頓堀に開業した。
演劇専用劇場として再出発
外観を残して建て替えられ、映画館から演劇専用劇場へと転換した。
閉館を発表
建物設備の老朽化などを理由に、閉館する方針を公表した。
運営継続を発表
道頓堀での劇場運営を継続する方針を明らかにした。
閉館予定だった公演時期
当初はこの公演を最後に閉館する予定だった。