1. 大麻取締法の経緯と2024年改正 日本における大麻取締法は、1948年にGHQの指示により制定されました。長らく大麻の所持や栽培が規制対象でしたが、使用そのものは処罰の対象外でした。2024年12月の法改正では、大麻の使用罪が新たに導入されたほか、医療用大麻の解禁や栽培規制の見直しも行われ、法制度が大きく転換しています。 2. 若年層と大麻の接点 2023年の警察庁の調査によると、初めて大麻を使用した年齢は20歳未満が52.5%、20歳代が35.1%で、30歳未満で約9割を占めています。初めて使用した経緯は誘われてが最多で、特に若年層でその割合が高い傾向にあります。SNSの普及により、大麻に関する誤った情報や入手経路が広がりやすくなっていることが指摘されています。 3. 大麻の健康リスク 大麻は記憶力や知覚、学習能力に影響を及ぼす可能性があります。長期的な使用はIQの低下や薬物依存につながるリスクも指摘されており、特に脳が発達段階にある若年層への影響が懸念されています。世界的には大麻の合法化や非犯罪化が進む国もありますが、日本では厳しい規制が維持されています。