2026/4/2
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経済

NYダウ600ドル超下落、トランプ大統領のイラン攻撃示唆で市場に動揺広がる

要約

トランプ大統領がイランへの攻撃を強化する姿勢を示したことで、中東情勢の緊迫化を懸念した売りが広がりました。ダウ平均は一時600ドル超下落して4万6000ドルの節目を割り込み、原油価格も113ドル台へ急騰しています。

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ダウ平均、一時4万6000ドル割れ 2026年4月2日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が大幅に反落して取引を開始した。下げ幅は一時600ドルを超え、節目となる4万6000ドルを割り込む場面もあった。
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※画像はイメージです
トランプ米大統領が前日の4月1日に行った国民向け演説で「2〜3週間はイランを激しく攻撃する」と発言したことが、売りの直接的な引き金となった。中東情勢の緩和を期待していた投資家の間に失望が広がり、幅広い銘柄に売りが出た。 ## 原油価格は113ドル台に上昇 イランへの攻撃強化を示唆する発言は、原油市場にも波及した。米原油価格は113ドル台まで上昇し、エネルギー供給への懸念が改めて意識される展開となった。米エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏はトランプ大統領の演説について分析を行っているが、市場の不安を払拭するには至っていない。 ## 中東リスクが市場を圧迫 今回の株価急落は、地政学リスクが引き続き金融市場の最大の不安材料であることを浮き彫りにした。トランプ大統領のイランに対する強硬姿勢は、原油価格の高騰を通じて企業収益や消費者心理への悪影響が懸念されており、投資家は当面リスク回避の姿勢を強める可能性がある。