中国共産党政治局員の馬興瑞氏が、重大な規律・法律違反の疑いで調査を受けていることが明らかになった。中国国営の新華社通信が3日に報じた。\n\n※画像はイメージです\n\n馬氏は前新疆ウイグル自治区党委員会書記で、党の政策を討議・決定する最高指導機関の一つである政治局の現職委員にあたる。現職の政治局委員が調査対象となるのは極めて異例であり、中国政治における重大な局面といえる。\n\n馬興瑞氏は1959年10月生まれで、工学博士号を持つ技術系官僚としてのキャリアを歩んできた。ハルビン工業大学の副校長を経て、中国航天科技集団の総経理などを歴任。その後、工業情報化部副部長や広東省長を務めた後、2021年12月に新疆ウイグル自治区のトップである党委員会書記に就任していた。\n\n現時点では「重大な規律・法律違反」の具体的な内容や、調査開始に至った経緯は公表されていない。中国共産党では過去にも高位幹部が同様の理由で調査を受けた事例があり、今後の捜査の進展が注目される。