日産自動車、2030年度の国内販売目標を55万台に設定 米中は各100万台
要約
日産自動車は14日、2030年度の国内販売目標を55万台、米国と中国でそれぞれ100万台とする計画を発表した。2025年度の見通しから販売を大幅に拡大させ、反転攻勢を目指す。
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2030年度に国内55万台、米中各100万台を目指す
日産自動車は14日、2030年度までの販売目標を発表した。国内販売目標を55万台に設定したほか、米国と中国ではそれぞれ100万台の販売を目指す方針を打ち出した。
2025年度の国内販売見通しは42万台としており、2030年度までに約13万台の上積みを図る計画となる。
主要3市場で大幅な販売拡大を計画
今回発表された目標では、日産にとって主要市場である日本、米国、中国の3市場すべてで販売拡大を掲げた点が注目される。
国内市場については、2025年度見通しの42万台に対し、2030年度目標の55万台は約31%増に相当する。日産の国内販売台数は近年減少傾向にあり、この目標は反転攻勢への意志を示すものといえる。
米中市場では同水準の100万台を設定
海外市場では、米国と中国でそれぞれ100万台という同水準の目標を設定した。世界最大の自動車市場である中国では、現地メーカーとの競争が激化しており、目標達成に向けた戦略の実行力が問われることになる。米国市場もSUVやピックアップトラックが主力となる中、幅広い車種での販売拡大が求められる。
国内市場の縮小傾向が予測される中で、日産がいかにして55万台の目標を達成するかが今後の焦点となる。電動化を軸とした商品力の強化や、魅力ある新型車の投入が不可欠であり、計画の具体策に注目が集まる。