サンマ漁獲枠削減へ、NPFC年次会合が大阪で開幕 日本が削減提案の方針
要約
北太平洋漁業委員会の第10回年次会合が大阪市で始まり、日本は資源量の低水準を理由にサンマの漁獲上限削減を提案する方針。9つの国と地域が参加し、17日まで協議が行われる。
NPFCサンマ漁業資源管理農林水産省
サンマ漁獲枠の削減を協議、NPFC年次会合が大阪で開幕
北太平洋の漁業資源管理を担う国際組織・北太平洋漁業委員会(NPFC)の第10回年次会合が14日、大阪市で始まった。日本、中国、台湾、ロシアを含む計9つの国と地域が参加し、サンマなどの漁獲枠について協議する。会合は17日まで行われる予定だ。
日本はサンマの資源量が低い水準にあることを踏まえ、漁獲上限の削減を提案する方針である。鈴木農林水産大臣は「サンマについては資源量が低い水準にあることを踏めて、NPFCが定めた漁獲管理ルールに従った漁獲上限の削減が行われることを目指していきます」と述べた。
各国の賛否は不透明
今回の会合では、日本が提案する漁獲枠削減に対し、参加する9つの国と地域がどのような姿勢を示すかが焦点となる。具体的な削減幅や各国の賛否については現時点で明らかになっておらず、17日の会合終了までに合意に至るかどうかは不透明な状況である。
サンマ資源の回復が課題
近年、サンマの資源量は歴史的に低い水準で推移しており、日本の漁獲量も大きく減少している。NPFCでは過去の会合でもサンマの漁獲枠削減が議論されてきたが、資源回復に向けた実効性のある管理措置を各国間で合意できるかが引き続き課題となっている。日本としては最終日まで各参加国・地域の賛同を得られるよう働きかけを続ける構えだ。