フィリピンにJPドラゴン・ルフィ構成員約25名が潜伏か、新たに2名逮捕
要約
フィリピン警察が日本人犯罪集団「JPドラゴン」と「ルフィ」の構成員約25名が国内に潜伏している可能性を公表し、会計担当ら2名を新たに逮捕した。当局は2023年から監視を続け、摘発を強化している。
構成員約25名がフィリピン国内に潜伏か
フィリピン警察は2026年4月17日、日本人犯罪集団「JPドラゴン」と「ルフィ」の構成員約25名がフィリピン国内に潜伏している可能性があると公表した。同日、日本で窃盗容疑の逮捕状が出ていたJPドラゴンの会計担当とされるアオヤギ・マサユキ容疑者(52)と、ルフィの一員とされるサトウ・タイキ容疑者(34)の2名を逮捕したことも発表された。
捜査当局によると、両グループはカンボジアと関連のある日本の詐欺グループと連携し、犯罪行為を継続していた痕跡が確認されている。フィリピン国内にはJPドラゴンのナンバー2とみられる人物も残っているとされるが、具体的な居場所は明らかにされていない。
2023年から監視を継続、リーダーは昨年拘束済み
フィリピン当局は2023年から両グループの監視を開始し、摘発を強化してきた。昨年(2025年)6月にはJPドラゴンのリーダーとされる吉岡竜司容疑者(55)を拘束しており、今回の2名の逮捕はその延長線上に位置づけられる。
フィリピン当局が監視開始
JPドラゴンとルフィの両グループに対し、フィリピン警察が組織的な監視活動を開始し、摘発に向けた情報収集を進めた。
JPドラゴンのリーダーを拘束
グループのトップとされる吉岡竜司容疑者(55)がフィリピン国内で拘束された。
新たに2名を逮捕、潜伏情報を公表
会計担当のアオヤギ容疑者とルフィ構成員のサトウ容疑者を逮捕。約25名の構成員が潜伏している可能性もあわせて公表された。
捜査当局は「摘発の強化で一掃を目指す」としており、残る潜伏者の特定と拘束に向けた捜査を進めている。
カンボジアの詐欺グループとの連携も判明
今回の捜査で注目されるのは、両グループがカンボジアと関連する日本の詐欺グループと連携していた痕跡が確認された点である。JPドラゴンとルフィはそれぞれ独立した犯罪集団とされるが、フィリピンを拠点に国境を越えた犯罪ネットワークを構築していた実態が浮かび上がりつつある。
ただし、潜伏中とされる約25名の具体的な身元や、カンボジアの詐欺グループとの連携の詳細については、現時点では明らかにされていない。フィリピン当局と日本の捜査機関がどこまで組織の全容解明に迫れるかが、今後の焦点となる。