日本スケート連盟は22日、東京都内で2025〜26年シーズンの表彰祝賀会を開催し、最優秀選手に相当するJOC杯をフィギュアスケート・ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)とスピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)に授与した。\n\n※画像はイメージです\n\n三浦・木原組はミラノ・コルティナ冬季五輪のペア種目で日本勢初の金メダルを獲得。高木はスピードスケートで銅メダル3個を手にした。いずれも今シーズンを最後に現役を退く。\n\n## 特別功労賞に4選手\n\n特別功労賞には三浦璃来、木原龍一、高木美帆に加え、フィギュアスケート女子の坂本花織(シスメックス)が選ばれた。受賞した4名は全員、現役を退くことが発表されている。\n\n木原は「何度も壁にぶち当たり、無理かなという思いもあった。皆さまの力がなければこの場に立てなかった」と感謝の言葉を述べた。三浦は「日本をペア大国にできるように、私たちから五輪選手を出せるように頑張りたい」と今後の抱負を語り、指導者としての道を見据えた。\n\n## 高木と坂本、それぞれの決意\n\n高木は「皆さまに支えられてここまで来られたことをうれしく思う」と振り返った。オリンピックで通算10個のメダルを獲得し、日本女子最多記録を持つ高木にとって、今シーズンが競技人生の集大成となった。\n\n坂本は「厳しく愛のある指導者になり、世界で活躍できる選手を育てていきたい」と語った。世界選手権3連覇やオリンピック2大会連続メダリストとしてフィギュアスケート界を牽引してきた坂本も、次世代の育成に情熱を注ぐ考えだ。\n\n## 一つの時代の区切り\n\n三浦・木原組は2019年にペアを結成し、カナダのオークビルを拠点に活動。2023年と2025年の世界選手権で優勝するなど、日本のペアスケート界に新たな歴史を刻んできた。高木は15歳でバンクーバー五輪に出場して以来、平昌、北京、ミラノ・コルティナと通算4度目の五輪の舞台に立ち、1500mの世界記録保持者でもある。\n\n日本のスケート界を長年牽引してきた4選手がそろって現役を退くこととなり、一つの時代に区切りがつくシーズンとなった。