韓国GDP、1~3月期は前期比1.7%増 マイナス成長から反転
要約
韓国銀行が23日に発表した2026年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比1.7%増とプラスに転じた。輸出の回復や内需の持ち直しにより、5年6カ月ぶりの高い伸びを記録している。
GDP経済成長率韓国韓国銀行
前期のマイナスから一転、1.7%増
韓国銀行(中央銀行)は23日、2026年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比1.7%増だったと発表した。2025年10~12月期の0.2%減からプラスに転換し、5年6カ月ぶりの高い伸びを記録した。
韓国銀行が2月に示していた見通しの0.9%増を大きく上回る結果となった。前期はマイナス成長に陥っていたが、1~3月期に力強い反発を見せた形だ。
輸出と内需が成長を下支え
今回のGDP成長を支えた要因としては、輸出の回復に加え、設備投資や個人消費といった内需の持ち直しが挙げられる。輸出は5.1%増と好調だった。
韓国経済は半導体や自動車、石油化学製品などを主要輸出品目とする輸出主導型の構造を持つ。2025年は世界経済の減速や米国の通商政策の影響を受け、韓国銀行が同年の成長率見通しを当初の1.9%から0.8%へと大幅に下方修正するなど、厳しい局面が続いていた。
今後の見通しに注目
2025年に低迷していた内需が改善の兆しを見せたことは、韓国経済にとって明るい材料である。一方、米国の通商政策をめぐる不透明感は依然として残っており、今後の持続的な回復につながるかどうかが焦点となる。