トケマッチ元社員・永田大輔容疑者を詐欺容疑で逮捕 ドバイから移送
要約
高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」を巡る事件で、警視庁はUAEのドバイから移送された元社員を詐欺容疑で逮捕しました。中東情勢の影響で移送が延期されていましたが、23日に身柄が確保されました。
ロレックス15本をだまし取った疑い
警視庁は23日、高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社「ネオリバース」元社員の永田大輔容疑者(40)を詐欺容疑で逮捕した。永田容疑者はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイから成田空港へ移送された。
逮捕容疑は2023年8〜12月ごろ、ホームページに虚偽の内容を掲載し、都内の男性からロレックス15本(時価約1800万円相当)をだまし取った疑い。永田容疑者は2024年1月31日、元代表の福原敬済被告とともにドバイへ出国していた。同日、ネオリバースは法人解散とサービス終了を発表している。永田容疑者はその後、出国先のUAE当局に拘束された。
中東情勢の影響で移送延期
当初、永田容疑者の日本への移送は2024年3月上旬に予定されていた。しかし、米国・イスラエルによるイランへの攻撃など中東情勢の悪化を受け、移送手続きが延期されていた。最終的に成田空港への移送が実現し、逮捕に至った。
被害総額は約18億円か
捜査関係者への取材によると、これまでに立件された腕時計は286個で、時価約4億3400万円相当に上る。また、全国の質店などに渡っていた腕時計は約2300本に達することが判明している。永田容疑者らが不正に得たとされる現金の総額は約18億円で、このうち1億7千万円は暗号資産に換えられ、永田容疑者の口座に移されていた。
福原敬済被告はすでに業務上横領罪で起訴されている。トケマッチは2021年3月に腕時計の預かり事業を開始し、同月中旬には預かった時計の質入れを始めていた。
預かり事業を開始
腕時計の預かり事業を開始。同月中旬には質入れも開始しており、事業初期から腕時計の換金を前提とした運営が行われていた可能性がある。
虚偽掲載による詐取
ホームページに虚偽の内容を掲載し、都内男性からロレックス15本(約1800万円相当)をだまし取った疑い。
ドバイへ出国・会社解散
永田容疑者が福原被告とともにドバイへ出国。同日、運営会社ネオリバースは突如法人解散とサービス終了を発表した。
移送延期
日本への移送が当初予定されていたが、米国・イスラエルによるイランへの攻撃など中東情勢の悪化により手続きが遅れた。
逮捕
成田空港へ移送された永田容疑者を警視庁が逮捕。これまでに立件された被害品は286個、約4億3400万円相当に達している。