日経平均、史上初の6万円台到達も反落 前引けは633円安
要約
2026年4月23日午前の東京株式市場で日経平均株価が取引時間中に史上初めて6万円の大台を突破したが、利益確定売りが強まり前引けは前日比633円75銭安の5万8952円11銭となった。
初の6万円台突破も、前引けは大幅反落
2026年4月23日午前の東京株式市場で、日経平均株価が反落した。朝方には取引時間中として史上初となる6万円台を記録したものの、その後は売りが優勢となり、前引けは前日比633円75銭(1.06%)安の5万8952円11銭で取引を終えた。
前日の米株式市場で半導体関連株などが上昇した流れを受け、朝方は海外短期筋による買いが加速。日経平均は節目の6万円を突破し、歴史的な大台に乗せた。
前場中ごろから下値模索の展開に
しかし、6万円台に到達した後は一転して下値模索の展開となった。前場中ごろから利益確定売りが広がり、株価は急速に上げ幅を縮小。結局、前引け時点では前日比で600円超の下落となり、5万9000円を割り込む水準まで押し戻された。
米株式市場で半導体関連株が上昇
前日の米国市場で半導体関連株が上昇したことを受け、日本市場でもハイテク株中心に買い先行の材料となった。
日経平均が初の6万円台を記録
取引開始直後から海外短期筋による買いが加速し、日経平均株価として史上初めて6万円の大台に乗せた。
利益確定売りで下値模索
大台到達による短期的な目標達成感から売りが優勢となり、株価は急速に値を下げる展開となった。
5万8952円11銭で取引終了
前日比633円75銭(1.06%)安と反落し、5万9000円の大台を割り込んで午前の取引を終えた。
歴史的節目と今後の焦点
日経平均株価は2025年10月に5万円台に乗せて以降、約半年で1万円の上昇を遂げた計算となる。AI・半導体関連株への旺盛な需要や企業業績の拡大、海外投資家の資金流入が上昇を支えてきた。
一方で、株価収益率(PER)が20倍を超える水準が目立ち始めるなど、過熱感を指摘する声もある。6万円という大きな節目に到達したことで、午後の取引では利益確定の動きがさらに強まるのか、あるいは押し目買いが入るのかが焦点となる。