トランプ大統領、ホルムズ海峡の機雷除去を3倍に拡大 小型船への射撃も命令
要約
米軍の掃海艇がすでにホルムズ海峡で作業中であることを明かしたうえで、機雷を敷設する船舶には小型船であっても射撃すると表明。22日のワシントン・ポスト報道を受けた動きとみられる。
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機雷除去の規模を「3倍に」
トランプ米大統領は23日、SNSを通じてホルムズ海峡周辺での機雷除去活動の規模を現状の3倍に拡大すると表明した。「我々の掃海艇は現在、海峡の掃海作業を実施している。この活動を続けるよう命じ、レベルを3倍にする」と述べた。
さらにトランプ氏は、ホルムズ海峡に機雷を敷設する船舶を発見した場合の対応についても言及し、「たとえ小型の船であっても射撃するよう命令した」と明らかにした。機雷敷設行為に対して船舶の大小を問わず武力行使を辞さない姿勢を鮮明にした形である。
ワシントン・ポスト報道との関連
トランプ氏の表明に先立つ22日、米紙ワシントン・ポストが国防総省に関連する情報を報じていた。トランプ氏の一連の発信は、この報道を受けたものとみられる。ただし、ワシントン・ポストの報道内容の詳細は明らかになっていない。
緊張高まるホルムズ海峡
ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝であり、この海域の安全確保は国際的な関心事となっている。米軍の掃海艇がすでに同海峡で掃海作業を行っていることが今回の発信で確認されたが、機雷除去活動の具体的な開始時期や、射撃命令の詳細な交戦規定については明らかにされていない。
トランプ氏が機雷敷設船への射撃を公然と命令したことで、ホルムズ海峡をめぐる軍事的緊張がさらに高まる可能性がある。同海峡を通じた原油輸送に依存する日本を含む各国への影響も注視される。