2026/4/26
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国際

ロシア・ウォロジン下院議長、平壌で金正恩氏と会談 露朝関係の深化鮮明に

要約

ロシアのウォロジン下院議長が26日に平壌を訪問し、金正恩総書記と会談した。ウクライナ侵攻を受けて軍事的・外交的連携を強める露朝両国の接近を象徴する高官訪朝となった。

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ウォロジン下院議長が平壌入り、金正恩氏と会談

ロシアのウォロジン下院議長が26日、北朝鮮の首都・平壌で金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。タス通信が報じた。会談の具体的な協議内容やウォロジン氏の訪朝日程の詳細は明らかにされていない。

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※画像はイメージです

ウォロジン氏はプーチン大統領の側近として知られ、ロシア連邦議会下院(国家院)の議長を務める。今回の訪朝では、ロシアによるウクライナ侵攻を支援するために派遣された北朝鮮兵の功績を称える記念館の開館式への出席も目的に含まれているとされる。

ウクライナ侵攻を背景に接近する露朝関係

ロシアと北朝鮮の関係は、2022年のウクライナ侵攻以降、急速に緊密化してきた。2023年9月には金正恩総書記とプーチン大統領が会談し、宇宙開発や武器共有などの分野での協力が話し合われた経緯がある。

両国間では軍事協力の拡大も取り沙汰されており、北朝鮮からロシアへの兵器供与が国際的に注目を集めている。今回のウォロジン氏の訪朝は、こうした露朝関係の深化を示す動きの一つといえる。

国際社会への影響

ロシアはウクライナ侵攻に伴い国際社会での孤立が深まっており、北朝鮮との関係強化は外交的な選択肢を広げる意味合いがあるとみられる。一方、朝鮮半島の非核化や地域の安定化を目指す国際的な枠組みにおいて、露朝の接近がどのような影響を及ぼすかが注視される。