コロンビア南西部の高速道路で爆破テロ、19人死亡38人負傷
要約
南米コロンビアのカウカ県で2026年4月25日、高速道路に爆発物を仕掛けて渋滞を狙い撃ちにするテロ事件が発生し、少なくとも19人が死亡しました。グスタボ・ペトロ大統領は事案をテロと断定し、治安回復への課題が浮き彫りとなっています。
カウカ県グスタボ・ペトロコロンビアテロ事件国際情勢
高速道路で爆発、19人が死亡
南米コロンビア南西部カウカ県の高速道路で2026年4月25日、爆発が発生し、少なくとも19人が死亡、38人が負傷した。グスタボ・ペトロ大統領はこの爆破事案を「テロ行為である」と断定した。
現地メディアの報道によると、容疑者らはまず車両を使って高速道路を封鎖し、意図的に渋滞を発生させた。その後、警察が現場に駆けつけた際、高速道路の下水道に設置されていた爆発物が爆発したという。計画的に多数の車両と警察官を巻き込むことを狙った犯行手口とみられる。
犯行組織や声明は明らかになっていない
現時点で、犯行に関与した具体的な組織名は判明しておらず、犯行声明の有無も確認されていない。爆発物の種類や威力、入手経路についても明らかになっていない。
コロンビアでは長年にわたり武装勢力や麻薬カルテルによる治安問題が続いており、カウカ県は特に武装勢力の活動が活発な地域の一つとされている。ペトロ大統領は2022年の就任以来、国内の全武装勢力との和平を目指す「全面和平(Paz Total)」政策を掲げているが、交渉は難航している。
治安回復の道筋見えず
今回の事件は、コロンビアが依然として深刻な治安上の課題を抱えていることを改めて浮き彫りにした。ペトロ政権が進める和平政策の実効性が問われる事態となっている。