チョルノービリ原発事故から40年 ウクライナで追悼式典、ゼレンスキー大統領がロシアを非難
要約
1986年の史上最悪の原子力災害から40年を迎えた4月26日、ウクライナで追悼式典が開催された。ゼレンスキー大統領はロシアによる原発攻撃を批判し、国際社会の一員たりえないと訴えた。
チョルノービリ事故40年、ゼレンスキー大統領が式典で演説
1986年4月26日に発生したチョルノービリ原子力発電所事故から40年を迎えた2026年4月26日、ウクライナで追悼式典が開催された。式典にはゼレンスキー大統領が出席し、前年にロシアから原発が攻撃を受けたと述べ、「ロシアが国際社会の一員となりえない」との趣旨の発言を行った。
チョルノービリ原発事故は史上最悪の原子力災害とされ、事故処理には旧ソ連で60万人以上が動員されたとされる。放射性物質はヨーロッパ全域に広がり、長期にわたる健康影響や環境汚染を引き起こした。40年の節目にあたり、事故処理にあたった消防士や作業員への追悼も行われた。
世界各地で相次ぐ重大ニュース
同日、世界各地でも注目すべき出来事が相次いだ。
ガザ地区では20年ぶりとなる選挙が実施された。投票率は20%余りにとどまった。ハマスは今回の選挙への「非関与」を表明している。
北朝鮮ではロシア派兵記念館が完成した。キム総書記のもとで建設が進められたとみられるが、記念館の具体的な内容や派兵の規模については明らかになっていない。
また、トランプ大統領が参加した夕食会で銃撃事件が発生した。事件の動機などの詳細は現時点では不明である。
国内では北海道で震度5強の地震
国内では、北海道十勝南部で震度5強の地震が発生した。津波の心配はないとされている。
このほか、障害者就労支援をめぐる不正受給額が150億円に上ることも明らかになった。
チョルノービリ原発事故から40年という節目は、原子力の安全性や核をめぐる国際的な緊張関係を改めて問い直す機会となっている。ロシアによるウクライナ侵攻以降、原発が軍事的脅威にさらされる事態が現実のものとなり、ゼレンスキー大統領の発言は国際社会に重い問いを投げかけている。