2026/4/28
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国際

米司法省、記者協会夕食会でのトランプ大統領暗殺未遂容疑で31歳男を訴追

要約

ホワイトハウス記者協会夕食会で発生した銃撃事件を受け、米司法省はコール・トーマス・アレン容疑者を大統領暗殺未遂などの容疑で訴追した。有罪となった場合、最高で終身刑が科される可能性がある。

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米司法省は27日、ホワイトハウス記者協会主催の夕食会で発生した銃撃事件に関し、コール・トーマス・アレン容疑者(31)をトランプ大統領への暗殺未遂などの容疑で訴追したと発表した。有罪となった場合、終身刑が科される可能性がある。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n## 訴追された3つの容疑\n\nブランチ司法長官代行が司法省で記者会見を行い、訴追内容を説明した。アレン容疑者に対する容疑は、大統領暗殺未遂、州をまたぐ銃器の移送、発砲の計3点である。\n\n事件は2026年4月25日夜、ワシントンD.C.のワシントン・ヒルトンホテルで開催されたホワイトハウス記者協会(WHCA)主催の夕食会で発生し、トランプ大統領と閣僚らが会場から避難する事態となった。容疑者の具体的な動機や背後関係については、現在も捜査が続いている。\n\n## 政権側は事件の政治化に動く\n\n今回の事件をめぐり、政権側は民主党やメディアによるトランプ氏への悪者扱いが暴力を招いたと主張している。事件を政治的な文脈で捉え、対立する勢力への批判を強める動きを見せている。\n\nトランプ大統領に対する暗殺未遂事件は、2024年7月のペンシルベニア州での選挙集会での銃撃事件に続くものである。アメリカ国内では政治的暴力への懸念が高まっており、今回の事件はその深刻さを改めて浮き彫りにした形だ。\n\n## 1981年の暗殺未遂と同じホテル\n\n事件が起きたワシントン・ヒルトンホテルは、1981年にロナルド・レーガン大統領(当時)がジョン・ヒンクリー・ジュニアによって銃撃され重傷を負った場所でもある。同じ会場で再び大統領を狙った銃撃事件が発生したことになり、警護体制のあり方が改めて問われることになりそうだ。\n\nホワイトハウス記者協会夕食会は1921年から続く年次行事で、報道関係者と政府高官が一堂に会するワシントン政界の重要な場として知られる。トランプ大統領にとっては政権を通じて初めての出席だった。