米ロ首脳が電話会談、イランとウクライナ情勢を協議 多方面で緊迫する国際情勢
要約
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が29日に電話会談を行い、イランやウクライナ情勢を協議した。同日には元FBI長官の起訴や中東でのタンカー通過など、国際的な緊張が続いている。
米ロ首脳が電話会談、イラン・ウクライナ情勢を議論
米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は29日、電話会談を行い、イラン情勢とウクライナ情勢について協議した。主要な懸案事項について意見を交わしたが、具体的な合意内容については現時点で明らかになっていない。
同日、トランプ大統領は長期封鎖への備えを指示したとされるが、その対象や具体的な期間については不明である。一方、ロシア側では複数の動きが見られた。プーチン大統領は29日午前、ウクライナの併合州において下院選挙を実施する方針を提示。また同日夜には、ロシア政府が戦勝記念日の式典について兵器の隊列を不参加とすることを発表した。
ウクライナ・中東情勢をめぐる各国の動き
ウクライナのゼレンスキー大統領は、占領地域の穀物流出を容認したとしてイスラエルを批判した。ただし、批判に至った具体的な事実関係の詳細は明らかにされていない。
中東ではイラン情勢の緊迫が続いている。29日夜には、日本関係の大型タンカーがエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を通過した。前日の28日には、英国王のアメリカ訪問が実施されたほか、北朝鮮によるロシアへの派兵が継続していることも報じられている。
英国王がアメリカ訪問、北朝鮮のロシア派兵継続
外交活動が活発化する中、北朝鮮によるロシアへの軍事的支援の継続も確認された。
プーチン大統領が併合州での選挙実施方針を提示
占領地域での下院選挙実施を表明し、実効支配を固定化させる姿勢を強めている。
FBI元長官の起訴が判明
トランプ大統領への脅迫容疑で起訴され、元長官本人は無実を主張している。
トランプ大統領が長期封鎖への備えを指示
具体的な対象は不明だが、イランの海上封鎖を見据えた石油業界との協議が背景にあるとみられる。
ロシアが戦勝記念日の兵器不参加を発表
戦勝記念日式典での恒例行事であった兵器パレードを見送るという異例の判断を下した。
日本関係の大型タンカーがホルムズ海峡を通過
緊迫する中東情勢下、日本のエネルギー安全保障に直結する海域を船舶が航行した。
米国内の混乱とその他のニュース
米国内では29日、FBI元長官がトランプ大統領を脅迫した罪で起訴されたことが判明した。元長官は起訴内容を全面的に否定し、無実を訴えている。
また、歌手のテイラー・スウィフト氏が自身の声や画像の商標登録を申請したことが分かった。AI技術の普及などを背景とした権利保護の動きとみられる。
日本国内においては、障害者就労支援における不正受給額が150億円に上ることが報じられた。国際情勢が米ロ関係や中東、ウクライナと多角的に緊迫する中で、国内の諸課題も浮き彫りとなっている。