2026/4/30
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国際

米中経済閣僚がオンライン協議、貿易関係の安定で一致 5月訪中に向け論点整理

要約

中国の何立峰副首相と米国のベッセント財務長官、グリアUSTR代表が2026年4月30日に協議を実施しました。5月中旬に予定されるトランプ大統領の訪中を前に、2025年の首脳会談合意の履行状況を確認し、経済関係の安定化を図ることで一致しました。

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中国の何立峰副首相と、米国のベッセント財務長官およびグリア米通商代表部(USTR)代表が2026年4月30日、オンライン形式で経済閣僚級の協議を行った。中国国営中央テレビ(CCTV)が報じた。協議では、2025年10月に行われた米中首脳会談での合意事項の履行について議論が交わされ、両国の経済・貿易関係の安定などで一致した。

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※画像はイメージです

首脳会談の合意履行を議論

今回の協議は、2025年10月の米中首脳会談で両国首脳が合意した事項の履行状況を確認する場となった。米中間の経済・貿易関係をめぐっては、関税政策や貿易不均衡など多くの懸案を抱えており、閣僚級での協議を通じて安定化に向けた方向性を共有した形である。協議で整理された具体的な論点の詳細については明らかにされていないが、5月に予定される首脳会談に向けた重要な調整過程と位置づけられる。

  1. 米中首脳会談の実施

    両国首脳が会談し、経済・貿易分野を含む重要な合意事項をまとめた。

  2. 閣僚級オンライン協議

    何立峰副首相、ベッセント財務長官、グリアUSTR代表が参加。首脳合意の履行を確認し、貿易関係の安定で一致した。

  3. トランプ大統領の訪中

    第2期政権発足後初となる中国訪問が予定されており、今回の協議を通じて経済分野の論点整理が行われたとみられる。

トランプ大統領の5月訪中を控え

トランプ大統領は2026年5月中旬に訪中する予定であり、今回の閣僚級協議は首脳会談に向けた論点整理の機会になったとみられる。米側からはベッセント財務長官とグリアUSTR代表という経済・通商分野の要人が参加しており、両国間の貿易をめぐる課題が協議の中心に据えられたことがうかがえる。

米中間では、関税政策を軸とした貿易摩擦が長く続いてきた経緯がある。第2期トランプ政権の発足後も通商分野での対立は懸案として残っており、5月の首脳会談で両国がどのような合意に至るかが注目される。