NPB審判員が帽子に「29」記し試合へ 負傷の同僚の回復願う
要約
4月17日の試合中にバットが頭部に直撃し緊急手術を受けた審判員の回復を願い、5月9日の各試合で審判員たちが袖番号「29」を記して判定に臨みました。日本野球機構は同日から球審のヘルメット着用を徹底する運用を開始しています。
審判団が「29」を掲げて試合に臨む
2026年5月9日、プロ野球の各試合で審判員たちがヘルメットや帽子に「29」の番号を記して判定に臨みました。この番号は、4月17日の試合中にバットが頭部に直撃し、緊急手術を受けて現在も入院を続けている同僚審判員の袖番号です。審判団として連帯の意志を示し、回復を祈る思いを込めた行動です。
事故は4月17日に発生しました。試合中、球審を務めていた審判員の頭部にバットが直撃し、その場で緊急搬送されました。緊急手術が行われたものの、事故から約3週間が経過した現在も入院生活を送っています。
NPB、球審のヘルメット着用を徹底
この事故を受け、日本野球機構(NPB)は安全対策の強化に動きました。球審がヘルメットを着用する運用を徹底する方針を打ち出し、5月9日から全球場で本格的な運用を開始しています。
球審は打者の背後に立ち、投球の判定を行うポジションであり、バットや打球が直撃するリスクと常に隣り合わせにあります。今回の事故は、審判員の安全確保という課題を改めて浮き彫りにした形となりました。
広がる回復への祈り
5月9日の試合では、各球場で審判員たちが「29」の番号を身につける姿が見られました。プロ野球の試合運営を支える審判団が一丸となって同僚の回復を願う光景は、球場に足を運んだファンにもその連帯の強さを伝えました。
試合中にバットが球審の頭部に直撃
球審にバットが直撃し、緊急搬送と同日中の緊急手術が行われました。NPBはこれを受け、即座に審判員の安全対策の検討を開始しました。
審判員が「29」を記した装備で試合に臨む
負傷した同僚の袖番号を帽子やヘルメットに記し、審判団が回復への祈りを示しました。同時に全球場で球審のヘルメット着用徹底の運用が始まりました。
NPBは審判員の安全確保に向け、ヘルメット着用の徹底を第一歩としましたが、今後さらなる対策が検討される可能性もあります。負傷した審判員の一日も早い回復が待たれます。