2026/5/12
nippon-post.com
国際

米中首脳会談前夜、イランが対中関係を強調し米国をけん制 物価・外交も波乱含み

要約

5月14日の米中首脳会談を控え、イランが中国との強固な関係を主張して米国を牽制した。米消費者物価指数が約3年ぶりの高水準を記録する中、日本の高市首相も米財務長官と会談するなど各国の外交が活発化している。

イラン情勢エネルギー問題消費者物価指数米中首脳会談高市首相

米中首脳会談を前にイランが対中関係を誇示 5月14日に開始が予定される米中首脳会談を控え、イラン政府が中国との強固な関係を強調し、アメリカをけん制する姿勢を鮮明にした。イラン側は「中国とは強固な関係を築いている」と表明しており、米中間の交渉を前に自国の立場を守る狙いがあるとみられる。
American and Chinese flags, oil refinery plant, diplomatic summit, cargo shipping containers
※画像はイメージです
一方、アメリカメディアは、トランプ大統領がイランからの譲歩を引き出すために軍事行動を検討していると報じている。具体的な内容や実施の有無は明らかになっていないが、14日からの米中首脳会談ではイラン情勢やエネルギー問題が議題に上る見通しだ。アメリカ側も「イラン情勢やエネルギーを議論する」との見通しを示しており、中東をめぐる米中間の駆け引きが会談の焦点の一つとなる。 ## 米CPI、2年11か月ぶりの高水準 国際情勢の緊迫化と並行して、アメリカの物価上昇にも注目が集まっている。5月12日に発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.8%上昇し、2年11か月ぶりの高水準を記録した。
物価の高騰は米国内の消費者心理に影響を与えるだけでなく、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策判断にも波及する可能性がある。 ## 日本外交も活発化、高市首相が米財務長官と会談 米中首脳会談を前に、日本の外交も動きを見せている。高市首相は5月12日、トランプ大統領の訪中に先立ち米財務長官と会談を行った。日米間の連携を確認する狙いがあるとみられる。また、黄川田大臣がAPEC会合への出席に伴う訪中を調整していることも報じられており、日本としても米中間の動向を注視しながら独自の外交チャンネルを確保する構えだ。
  1. 黄川田大臣の訪中調整が報道

    APEC会合への出席に伴い、中国訪問の調整が進んでいることが明らかになった。

  2. 高市首相が米財務長官と会談

    トランプ大統領の訪中を前に、日米間の経済・外交面での連携を確認した。

  3. 米CPI上昇が報道

    前年同月比3.8%の上昇で、2年11か月ぶりの高水準となった。

  4. 米中首脳会談が開催予定

    イラン情勢やエネルギー問題が主要議題となる見通し。

このほか、アゼルバイジャン産の原油が日本に到着したことも明らかになっており、エネルギー調達の多様化に向けた動きが進んでいる。WHOがハンタウイルスに関して全乗員・乗客に42日間の隔離を推奨したことも報じられており、国際社会の課題は多岐にわたっている。