ロシア軍がキーウに大規模攻撃、24人死亡 休戦直後の惨事、同日に捕虜交換も実施
要約
ロシア軍によるミサイルとドローンを用いた大規模攻撃で、キーウの集合住宅が倒壊し24人が死亡しました。トランプ米大統領の仲介による休戦期間の終了直後、第1段階となる捕虜交換が実施される中での惨劇となりました。
キーウにミサイル56発・ドローン675機、集合住宅倒壊で24人死亡
2024年11月14日未明、ロシア軍がウクライナの首都キーウに対し、ミサイルとドローンによる大規模攻撃を実施した。キーウのクリチコ市長は15日朝、24人の死亡と50人以上の負傷を発表した。犠牲者には12歳、15歳、17歳の少女が含まれている。
ウクライナ空軍の報告によると、ロシア軍はミサイル56発とドローン(無人機)675機を投入した。攻撃はキーウ市内の9階建て集合住宅の一部を倒壊させ、救助活動は24時間以上にわたって続けられた。
ゼレンスキー大統領は15日、攻撃を受けた現場を訪れ献花した。「ウクライナは毎日、ロシアの侵略が他国に広がることを防ぐための代償を払っている。世界はそれを忘れてはならない」と述べ、国際社会に対し改めて支援を訴えた。
休戦直後の攻撃再開
今回の攻撃は、トランプ米大統領の仲介による休戦期間の直後に行われた。ロシアとウクライナは11月9日から11日まで3日間の休戦に入り、1000人ずつの捕虜交換にも合意していた。しかし休戦終了から間もない13日夜から14日朝にかけて、ロシア軍はキーウへの大規模攻撃を再開した形となる。
トランプ氏仲介で3日間の休戦
ロシアとウクライナがトランプ米大統領の仲介で休戦に合意しました。あわせて各1000人規模の捕虜交換を行うことも決定されました。
ロシア軍がキーウを大規模攻撃
ミサイル56発とドローン675機を投入し、9階建て集合住宅が一部倒壊しました。12歳から17歳の少女3人を含む24人が死亡、50人以上が負傷しました。
捕虜交換の第1段階を実施
合意に基づき双方205人ずつ、計410人の捕虜が帰還しました。ゼレンスキー大統領は攻撃の犠牲者を悼み、現場で献花を行いました。
捕虜交換は第1段階が完了
攻撃と同じ15日、休戦中に合意された捕虜交換の第1段階が実施された。双方から205人ずつ、計410人の捕虜が帰還した。合意では各国1000人ずつの交換が予定されており、残りの約800人ずつについては今後の交換が見込まれるが、具体的な時期は明らかになっていない。
休戦の仲介と捕虜交換の実現という外交成果の一方で、休戦終了後すぐに大規模攻撃が再開された現実は、和平への道のりの困難さを改めて浮き彫りにしている。