2026/5/20
nippon-post.com
経済

米株式市場、ダウ反発もナスダック続落 原油高で半導体株に売り広がる

要約

2026年5月18日のニューヨーク株式市場で、ソフトウェア株や消費関連株への買いがダウを押し上げた一方、原油高を嫌気した半導体関連株の利益確定売りがナスダックの重しとなった。

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ダウ159ドル高、ナスダックは0.51%安\n\n2026年5月18日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は反発し、前週末比159ドル95セント(0.32%)高の4万9686ドル12セントで取引を終えた。一方、ナスダック総合株価指数は続続落し、134.411ポイント(0.51%)安の2万6090.734(速報値)となった。\n\n
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\n\nソフトウェア株や消費関連株に買いが入った一方で、半導体関連株には売りが広がった。インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏は「原油高を嫌気して、堅調だった半導体株に利益確定売りが出る一方で、他の銘柄に資金が移動した」と指摘した。\n\n## 原油先物が3%上昇、1バレル108ドル台に\n\nこの日の市場を動かした大きな要因の一つが原油価格の急伸である。WTI原油先物の期近6月物は前週末比3%上昇し、1バレル108ドル台をつけた。中東情勢の緊迫化が原油相場を押し上げた格好だ。\n\nトランプ米大統領はSNSで、中東3カ国の首脳からの要請を受け、19日に予定していたイランへの攻撃を中止したと発表した。一方、米ニュースサイトのアクシオスは、米国とイランの戦闘終結交渉をめぐり、米政府高官がイランの提案について「改善がみられず合意には不十分な内容だ」との認識を示していると報じた。攻撃は一時中止されたものの、交渉の先行きに不透明感が残る状況となっている。\n\n
\n\n## バークシャー、ユナイテッドヘルス株を全売却\n\n個別銘柄では、投資会社バークシャー・ハザウェイがユナイテッドヘルス・グループの保有株をすべて売却したことが前週末に判明し、材料視された。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる同社の投資判断は市場参加者の注目度が高く、ヘルスケアセクターの動向にも影響を及ぼした。\n\n原油高によるインフレ再燃への警戒感と、イランをめぐる外交交渉の行方が引き続き市場の焦点となりそうだ。