原口一博氏、佐賀1区で落選の見込み 新党結成で支持基盤崩れる
要約
8日投開票の衆院選で、佐賀1区から出馬した原口一博氏(66)が落選の見込みとなった。立憲民主党を離党し河村たかし氏と新党を結成したことで連合佐賀の推薦を失い、従来の支持層が離れたことが響いた。
4連勝の牙城崩れる
8日に投開票が行われた衆院選で、佐賀1区から立候補した減税日本・ゆうこく連合共同代表の原口一博氏(66)が落選の見込みとなった。原口氏は同選挙区で自民前職の岩田和親氏(52)に対し前回まで4連勝を収めてきたが、今回その牙城が崩れる形となった。原口氏は比例区との重複立候補をしているが、比例復活の行方は現時点で明らかになっていない。
新党結成と支持離れの構図
原口氏は旧民主党政権で総務相を務め、衆院解散の直前まで立憲民主党佐賀県連の代表を務めていた。しかし、立憲民主党などが進めた中道改革連合への参加を拒否し、自身が立ち上げた政治団体の政党化を目指す道を選んだ。河村たかし氏が率いる地域政党と合流し、新党を結成するに至った。
この決断が選挙戦に大きく影を落とした。新党結成の結果、連合佐賀からの推薦が得られなくなり、長年にわたって原口氏を支えてきた組織的な支援体制が失われた。これにより一部で支持離れが生じ、佐賀1区での集票力が低下したとみられる。
選挙直前の党組み替えが裏目に
衆院選公示直前の時期に既存の支持基盤を離れての選挙戦は、準備期間の短さも相まって厳しい戦いを強いられることとなった。長年にわたり佐賀1区で議席を守ってきたベテラン議員の落選見込みは、今回の衆院選における注目すべき結果の一つである。