2026/4/1
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政治

枝野幸男氏、埼玉5区で落選の見込み 立憲創設者が12期目届かず

要約

2026年衆院選で、立憲民主党創設者の枝野幸男氏が地盤の埼玉5区で落選する見込みとなった。1993年の初当選以来11期務めてきたが、12期目には届かなかった。比例区との重複立候補をしている。

2026年2月8日に投開票された衆議院選挙で、立憲民主党創設者の枝野幸男氏が埼玉5区で落選する見込みとなった。1993年の初当選以来11期務めてきた枝野氏だが、12期目の議席獲得には届かなかった。枝野氏は比例区と重複立候補している。

立憲民主党の「顔」が地元で敗北

枝野氏は中道の前職として今回の衆院選に臨み、「人間中心の経済」への転換を訴えて選挙戦を展開した。しかし、全国の他候補の応援に回り、地元入りが少なかったことが響いたとみられる。

埼玉5区は枝野氏にとって長年の地盤であり、2017年の衆院選では立憲民主党を立ち上げた直後の選挙でも勝利を収めるなど、強固な支持基盤を築いてきた選挙区である。自民党の新人・井原隆氏が当選を確実にした。

30年超のキャリア

枝野氏は1993年に日本新党公認で初当選。その後、民主党政権期には官房長官や経済産業相などの要職を歴任した。2017年の衆院選では立憲民主党を立ち上げ、野党勢力の結集を主導した。

野党全体の苦戦が背景に

今回の衆院選では、立憲民主党と公明党が結成した「中道改革連合」が公示前の167議席から半数以下へ大幅に議席を減らす苦戦を強いられた。一方、自民党と日本維新の会は定数の3分の2を確保する見通しとなっている。枝野氏の落選見込みは、こうした野党全体の退潮を象徴する結果といえる。

1月27日に公示された今回の衆院選は2月8日に投開票が行われ、開票作業が進んでいる。