中道改革連合・野田・斉藤両共同代表が辞意表明 「歴史的大敗の責任取る」
要約
中道改革連合の野田佳彦・斉藤鉄夫両共同代表が、衆院選での歴史的大敗の責任を取るとして辞意を表明した。公示前172議席から49議席へと大幅に議席を減らしており、新党戦略の是非が問われている。
両共同代表が揃って辞意表明
中道改革連合の野田佳彦・斉藤鉄夫両共同代表が9日、「歴史的大敗の責任を取る」として辞意を表明した。野田氏は「これだけの大敗を喫したのは代表である私の責任が極めて大きい」と述べ、「万死に値する」と自責の念を示した。両氏は役員会で辞任の意向を明らかにした。
中道改革連合は今年1月、立憲民主党と公明党が合併して結成された新党である。野田氏(立憲民主党前代表)と斉藤氏(公明党前代表)が共同代表に就任し、自民党への対抗軸として「第二勢力の形成」を掲げていた。
公示前172議席から49議席へ壊滅的敗北
2月8日に行われた衆院選で、中道改革連合は公示前の172議席から49議席へと激減する歴史的大敗を喫した。一方、自民党は316議席を獲得し単独で衆院の3分の2を確保する圧勝となった。
党内では出身母体による明暗が鮮明に分かれた。公明党出身者は全員が当選し28議席を確保した一方、立憲民主党出身者は約7分の1にあたる21議席にまで落ち込み、多数のベテラン・幹部議員が落選する事態となった。
新党戦略の破綻と党の存続危機
今回の大敗は、短期間での新党立ち上げが裏目に出た形である。政党認知度の不足や政策メッセージの不透明さが有権者の支持を得られなかった要因として指摘されている。
出身母体間の選挙結果の格差は、党内の構造的な問題も浮き彫りにした。立憲民主党出身議員の壊滅的な落選により、党内の主導権バランスが大きく崩れる可能性がある。共同代表制という統治構造そのものの見直しも含め、後任人事や党の今後の方向性が焦点となる。
野党再編の切り札として結成されたはずの中道改革連合だが、結党からわずか1カ月足らずで党の存続自体が見通せない状況に追い込まれた。