高市首相、国民民主党との連立追求に意欲「一緒にやっていきたい」
要約
高市首相は9日、国民民主党について「政策面では高市政権と親和性が高い」との認識を示し、連立を含めた協力関係の構築に意欲を表明した。
国民民主党政権運営連立政権高市早苗
高市首相「連立含めて追求したい」
高市首相は9日、国民民主党との関係について「政策面では高市政権と親和性が高いと考えている。連立を含めて一緒にやっていきたいという意向があればぜひ追求したい」と述べ、連立を視野に入れた協力関係の構築に前向きな姿勢を示した。
高市首相が国民民主党との連立の可能性に直接言及した形で、政権基盤の拡大に向けた動きとして注目される。
政策の「親和性」を強調
発言で特に目を引くのは、高市首相が国民民主党との「政策面での親和性」を明確に打ち出した点である。高市政権は「責任ある積極財政」を掲げており、国民民主党も積極財政路線を支持してきた経緯がある。「年収の壁」の見直しや2026年度税制改正においても両者の協調関係が深まっていた。
一方で、高市首相の発言は「意向があれば」という条件付きであり、国民民主党側の判断を尊重する姿勢も示している。現時点で国民民主党側の反応は明らかになっていない。
政権安定化への布石か
高市内閣は2025年10月の発足時に公明党が連立を離脱し、日本維新の会との連立体制で政権運営にあたってきた。現在の議席状況を踏まえると、国民民主党の取り込みは政権基盤の安定化に直結する課題である。
ただし、世論調査では国民民主党の連立参加に「反対」が32.3%と「賛成」の21.8%を上回っており、国民的な支持が十分とは言い難い状況にある。連立協議の具体的なスケジュールや行動計画については明らかにされておらず、今後の両党間の協議の行方が焦点となる。