大阪ダブル選で維新勝利、吉村・横山両氏が都構想3度目の制度設計に着手
要約
大阪府知事・市長のダブル選挙で日本維新の会の吉村洋文氏と横山英幸氏が勝利した。両氏は大阪都構想の3度目の挑戦を掲げており、吉村氏は初登庁で「副首都にふさわしい設計図づくり」に取り組む考えを示した。
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維新が大阪ダブル選を制す
大阪府知事と大阪市長の出直しダブル選挙が2月8日に投開票され、日本維新の会代表の吉村洋文氏が知事選で、同党副代表の横山英幸氏が市長選でそれぞれ勝利した。両氏はいずれも大阪都構想の3度目の挑戦を公約の柱に掲げて選挙戦を戦い、有権者の信任を得た形である。
吉村氏が初登庁、「副首都の設計図づくり」表明
選挙から一夜明けた2月9日、吉村氏は初登庁し、記者団に対して「副首都にふさわしい設計図づくりをしていく」と述べ、大阪都構想の制度案の設計に着手する意向を改めて示した。横山市長とともに、都構想実現に向けた具体的な作業を進める構えである。
両氏は選挙期間中から、議会手続きを「丁寧に進める」と繰り返し表明してきた。都構想の制度設計は今後、府議会・市議会での審議を経る必要があり、議会との調整が焦点となる。
3度目の都構想挑戦へ
大阪都構想は、2015年と2020年の2度にわたり住民投票が実施されたが、いずれも僅差で否決された経緯がある。今回のダブル選での勝利により、維新は3度目の挑戦に向けた足がかりを築いた。
吉村氏と横山氏がともに当選したことで、府と市の一体的な推進体制が整い、都構想の制度案づくりが本格化する見通しである。