田久保前伊東市長、学歴詐称疑惑の「卒業証書」提出を拒否 県警捜査に非協力
要約
学歴詐称疑惑で刑事告発されている田久保真紀前伊東市長が、県警から求められた「卒業証書」とされる書類の任意提出を拒否していたことが捜査関係者への取材で判明した。
学歴詐称疑惑で地方自治法違反などの疑いにより刑事告発されている田久保真紀前静岡県伊東市長(56)が、「卒業証書」とされる書類の県警への任意提出を拒否していたことが2月13日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査への協力を拒む
田久保氏は学歴詐称疑惑を巡り、地方自治法違反などの疑いで刑事告発されている。捜査の過程で県警は、田久保氏が保有するとされる「卒業証書」の任意提出を求めたが、田久保氏はこれを拒否した。
「卒業証書」に鍵括弧が付けられているのは、その真偽が疑われているためとみられる。提出拒否の理由や、今後の捜査の見通しについては明らかになっていない。
背景にある学歴詐称疑惑
田久保氏を巡っては、市長在任中から学歴詐称の疑惑が浮上していた。関係者によると、2025年6月に伊東市議会議員全員に匿名の投書が届いたことが発端となり、公式記録で「東洋大学法学部卒業」と記載されていた学歴について疑義が生じた。
その後、市議会は9月と10月に計2回の不信任決議を可決し、田久保氏は11月1日に失職。在職期間はわずか156日で、伊東市史上最短だった。12月14日に行われた出直し市長選では、田久保氏は落選している。
匿名投書が届く
伊東市議会議員全員に学歴詐称を指摘する投書が届き、疑惑が表面化した。
卒業証書を一瞬提示
田久保氏が卒業証書を短時間だけ見せたが、写しの提出は拒否した。
第1回不信任決議可決
市議会が全会一致で不信任決議を可決した。
第2回不信任決議可決
賛成多数で2度目の不信任決議が可決され、失職が確定した。
田久保氏が失職
午前0時をもって失職。在職156日は伊東市史上最短となった。
出直し市長選で落選
元市議の杉本憲也氏が初当選し、田久保氏は落選した。