維新、吉村代表の続投を決定 代表選は圧倒的多数で「不要」
要約
日本維新の会は15日の役員会で、吉村洋文代表の続投を正式に決定した。電子投票では代表選実施に反対619票・賛成102票と圧倒的多数が代表選を不要と判断した。
代表選吉村洋文日本維新の会閣内協力高市早苗
電子投票で圧倒的多数が代表選に反対
日本維新の会は15日、役員会で吉村洋文代表の続投を正式に決定した。維新の規約では大型選挙後に代表選を実施するか否かを議決すると定めており、所属議員や首長らを対象とした電子投票が行われた結果、代表選実施に反対が619票、賛成が102票となり、代表選を行わないことが決まった。
吉村氏はこれに先立ち、代表選が実施される場合は「不信任」を意味するとして退く考えを示していた。結果的に圧倒的多数が代表選の実施を不要と判断し、吉村体制の継続が確定した形だ。
衆院選では目標にわずか届かず
維新は先の衆院選で36議席を獲得し、公示前から2議席増となった。ただし、党が目標に掲げていた38議席にはわずかに届かなかった。こうした結果を踏まえてもなお、党内では代表交代を求める声は広がらず、吉村氏の求心力が維持されていることが示された。
高市首相からの閣内協力打診に異論なし
同日の役員会ではもう一つの重要な報告があった。今秋以降にも想定される内閣改造に合わせ、高市早苗首相から維新側に閣内協力の打診があったことが明らかにされた。この報告に対し、出席者から異論は出なかったという。
閣内協力が実現すれば、維新は政権内での影響力をさらに強めることになる。吉村代表の続投決定と合わせ、維新が高市政権との連携を一段と深める方向へ進んでいることが鮮明になった。