自民党選対委員長に西村康稔氏を起用へ、古屋氏は衆院憲法審査会長に転出調整
要約
自民党は選挙対策委員長に西村康稔元経済産業相を充てる方向で調整に入った。現職の古屋圭司委員長は衆院憲法審査会長への起用が調整されており、選挙体制と憲法議論の両分野で人事刷新が図られる。
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西村氏、選対委員長代行から昇格へ
自民党が選挙対策委員長に西村康稔元経済産業相を充てる方向で調整に入ったことが17日、分かった。党幹部が明らかにした。西村氏は現在、選対委員長代行を務めており、昇格する形となる。
現職の古屋圭司選対委員長については、衆院憲法審査会長に起用する方向で調整が進んでいる。選挙の司令塔と憲法議論の要職をそれぞれ入れ替える人事となる。
西村氏の経歴と現在の立場
西村氏は兵庫9区選出の衆院議員で、2022年8月から2023年12月まで岸田内閣で経済産業大臣を務めた。その後、2024年10月の政治資金不記載問題で党員資格停止処分を受け、同年の衆院選では自民党非公認で無所属当選した。2025年4月に党員資格が回復し、現在は選対委員長代行として党の選挙体制に携わっている。
古屋氏は憲法審査会長へ
古屋氏は13期当選のベテラン議員で、防災担当大臣や国家公安委員長などの閣僚経験を持つ。2021年11月には自民党憲法改正実現本部の本部長に就任するなど、党内の憲法改正議論を長年主導してきた。衆院憲法審査会長への起用は、こうした憲法問題への知見を踏まえたものとみられる。
正式な決定・発表の時期は明らかになっていない。