衆院議長に自民・森英介氏を選出 当選13回の重鎮が就任
要約
衆議院は2月18日の本会議で、新たな議長に自由民主党の森英介氏を選出した。千葉11区選出で当選13回を重ねた重鎮で、法務大臣などを歴任してきた。
国会運営森英介特別国会自民党衆院議長
自民・森英介氏が衆院議長に選出
衆議院は2月18日、新たな議長に自由民主党所属の森英介氏を選出した。森氏は三権の長の一角である衆議院議長に就任し、今後の国会運営の舵取りを担うことになる。
当選13回の重鎮が立法府トップに
森氏は千葉県第11区を地盤とし、1990年の初当選以来、当選13回を重ねてきた。法務大臣(第81代)や厚生労働副大臣、衆議院厚生労働委員長などの要職を歴任しており、自民党内でも長老格の存在として知られる。77歳での議長就任となった。
東北大学工学部出身で、名古屋大学から工学博士号を取得した理工系の経歴を持ち、政界入り前は川崎重工業に勤務していた。党内では麻生派に所属し、同派の事務総長を務めてきた。
少数与党下での国会運営が課題に
森氏が議長に就任する現在の政治環境は、自民党にとって厳しい状況にある。2024年10月の衆院選で自民党は改選前の261議席から197議席へと大幅に後退し、衆院過半数を失った。さらに2025年の参院選でも過半数割れとなり、衆参両院で少数派という異例の事態が続いている。
こうした状況下で、議長には与野党の調整役としての手腕が求められる。とりわけ安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策をめぐる与野党協議は喫緊の課題とされており、森氏の経験と調整力が試される局面が続くことになる。