衆院副議長に石井啓一元国交相を選出 中道改革連合から
要約
衆議院は副議長に中道改革連合所属の石井啓一元国土交通大臣を選出した。公明党出身者の副議長就任は慣例にない異例の人事となる。
中道改革連合公明党特別国会石井啓一衆院副議長
石井啓一元国交相を副議長に選出
衆議院は副議長に、中道改革連合所属の石井啓一元国土交通大臣を選出した。
石井氏は東京大学工学部土木工学科を卒業後、1981年に建設省に入省。12年間の官僚キャリアを経て、1993年に衆議院議員に初当選した。第3次安倍内閣では国土交通大臣を務め、在任期間は歴代最長の3年11か月に及んだ。その後、公明党の代表にも就任したが、2024年11月に代表を辞任している。
中道改革連合からの選出
石井氏が所属する中道改革連合は、2026年1月16日に立憲民主党と公明党の衆院議員によって結成された新党である。高市早苗首相の衆院解散方針を受け、野田佳彦代表(立民)と斉藤鉄夫共同代表(公明)のもとで発足した。
2月8日投開票の衆院選では、立候補した236人のうち当選は49議席にとどまり、当選率は20.7%だった。公明出身者は全員当選し28議席を獲得した一方、立民出身者の当選は21議席となった。
異例の人事の意味
公明党出身者が衆院副議長に就任するのは極めて異例である。慣例では野党が副議長ポストを獲得するとされており、今回の人事は中道改革連合の政治的な立ち位置を反映したものといえる。
衆院副議長は議長の代行役を担う。今回の選出は特別国会の召集に合わせて行われた。