2026/4/1
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政治

高市総理「白紙委任状を得たつもりはない」自民単独3分の2超の圧勝受け

要約

自民党が単独で3分の2を超える316議席を獲得した2026年衆院選の結果を受け、高市総理は「白紙委任状を得たつもりは全くない」と述べ、謙抑的な姿勢を示した。

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「白紙委任状ではない」高市総理が発言

自民党が単独で3分の2を超える議席を獲得した衆議院選挙の結果を受け、高市総理は「白紙委任状を得たつもりは全くない」と述べた。この発言はテレビ朝日の報道で配信された。

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※画像はイメージです

圧倒的な議席数を確保しながらも、高市総理は選挙結果を国民からの無条件の信任とは捉えない姿勢を明確にした格好だ。

自民党、戦後初の単独3分の2超え

今回の衆院選で自民党は316議席を獲得し、衆議院の定数465の3分の2にあたる310議席を単独で上回った。一つの政党が衆議院で3分の2の議席を確保するのは戦後初めてのことである。

3分の2の議席は、参議院が否決した法案を衆議院で再可決できる水準であり、憲法改正の発議に必要な要件でもある。自民党がこの議席数を単独で手にしたことは、今後の国会運営や政策推進に大きな影響を与えることになる。

野党の大幅後退と政治構図の変化

一方、立憲民主党と公明党が2026年1月に結成した中道改革連合は、公示前の172議席から49議席へと大幅に後退した。内訳は公明党出身者28議席、立憲民主党出身者21議席で、前職144人を擁した立民出身者の当選がわずか21人にとどまるなど、新党結成の相乗効果は生まれなかった。

高市総理は2026年1月19日の記者会見で「高市が総理で良いのか国民に決めてもらう」と述べて衆議院解散を決定した経緯がある。選挙前には野党やメディアから「白紙委任状を求めるのと同じだ」との批判が出ていたが、選挙後の発言で高市総理自らがこの表現を用い、謙抑的な立場を示した形となった。