2026/4/1
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政治

自民党麻生派、選挙後17人増の60人体制に 党内唯一の派閥が勢力拡大

要約

自民党内で唯一存続する麻生派が衆院選後に所属議員を17人増やし、選挙前の43人から60人体制に拡大した。

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自民党の麻生派が会合を開き、衆議院選挙で当選した新人議員らが新たに加わったことで、所属議員数が選挙前から17人増え、60人体制となったことが明らかになった。麻生派は自民党内で唯一の派閥であり、他の派閥が解散する中で勢力を大きく拡大した形だ。

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※画像はイメージです

選挙前から約4割の増加

麻生派の所属議員数は選挙前の段階で43人だったが、衆院選を経て17人が加わり、60人に達した。約4割の増加となる。新たに加わったのは衆院選で当選した新人議員らで、会合の場で人数の増加が確認された。

党内唯一の派閥として存在感

自民党では2024年の政治資金パーティー問題を契機に、岸田派や安倍派など主要派閥が相次いで解散した。こうした中、麻生派は唯一正式に存続する派閥として党内での独自の立場を維持してきた。

他に派閥が存在しない状況で60人規模にまで拡大したことは、麻生派の党内における存在感が一段と増したことを示している。新人議員にとって、派閥が事実上消滅した党内において、麻生派が数少ない受け皿となった格好だ。

今後の党内力学への影響

60人という規模は、自民党の所属議員全体の中でも無視できない数字である。派閥が担ってきた人材育成や政策調整の機能を、麻生派が一手に引き受ける構図が強まる可能性がある。唯一の派閥として拡大を続ける麻生派が、今後の党運営や人事にどのような影響力を持つのか注目される。