衆院予算委で落合氏が首相追及、カタログギフト問題と原油高騰への対応を問う
要約
3月3日の衆院予算委員会で、中道改革連合の落合貴之氏が高市首相を追及。自民党議員へのカタログギフト配布問題では首相が「慎みたい」と答弁し、原油高騰に伴う電気・ガス料金補助の延長については「判断する段階にない」と述べた。
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首相、カタログギフト配布を「慎みたい」
3月3日の衆院予算委員会で、中道改革連合の落合貴之氏(比例東京)が高市早苗首相に対し、政治資金のあり方や原油価格高騰への対応について質した。
落合氏は、首相が衆院選の当選祝いとして自民党議員にカタログギフトを配布した問題を取り上げ、「政治家同士の贈答品をなくせば必要な政治資金も減るのではないか」と指摘した。
これに対し高市首相は「確かに総額は大きなものだった。かなり例外的なことをした」と認めた上で、「法律には抵触しないが、批判を受けるのであれば慎みたい」と答弁した。
電気・ガス料金補助の延長は「判断段階にない」
続いて落合氏は、米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けた原油価格の高騰に言及し、3月で終了予定の電気・ガス料金補助を延長するかを問うた。
首相は「延長を判断する段階にない」との認識を示した。その上で「仮に液化天然ガス(LNG)の安定供給に支障が生じる場合は、他の供給国からの調達増加で対応する」と述べ、「電気・ガス料金が直ちに上昇することはないと考えている」と説明した。
補正予算の可能性は「ゼロではない」
落合氏が補正予算案の編成について問うと、首相は「事態が長期化した場合、可能性としてはゼロではない」と答弁し、中東情勢の推移次第では追加の財政措置を講じる余地があることを示唆した。
与党が圧倒的多数を占める国会構図の中で、野党側は限られた質疑時間を活用し、国民生活に直結するエネルギー政策や政治改革の論点で政府の姿勢を問い続ける構えである。