2026/4/1
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政治

大塚耕平元参院議員が死去、元民進党代表・日銀出身の政策通

要約

元参議院議員の大塚耕平氏の死去が4日、明らかになった。日本銀行出身で経済政策に精通し、民進党代表や国民民主党共同代表を歴任した野党再編の中心人物だった。

参議院国民民主党訃報

元参院議員・大塚耕平氏が死去

元参議院議員の大塚耕平氏が死去したことが4日、分かった。大塚氏は日本銀行出身の経済政策通として知られ、参院議員を4期務めたほか、民進党代表や国民民主党共同代表を歴任した。

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※画像はイメージです

野党再編の中心人物として活躍

大塚氏は2001年に参院議員に初当選し、以降4期にわたって議席を守った。鳩山由紀夫内閣では内閣府副大臣、菅直人内閣では厚生労働副大臣を務めるなど、民主党政権下で要職を担った。

2017年の衆院選で民進党が分裂した際には、残留した参院議員を中心に新代表に選出され、党の立て直しに尽力した。翌2018年5月には希望の党との合流により国民民主党を結成し、玉木雄一郎氏とともに共同代表に就任。野党再編の節目で中心的な役割を果たした。

議員辞職後は学職へ転身

大塚氏は2024年3月に国民民主党を離党し、参院議員を辞職。同年11月の名古屋市長選に与野党相乗りで出馬したが落選した。その後は政治活動について「白紙」との意向を示し、2025年には藤田医科大学特命教授、名古屋大学客員教授に就任するなど、学職への転身を図っていた。

日銀時代に培った金融・経済の専門知識を政策立案に生かし、「改革中道」を掲げた政治活動は、野党政治の一つの在り方を示すものであった。