北陸新幹線の敦賀―新大阪延伸、7月17日までにルート再決定へ与党合意
要約
自民党と日本維新の会が与党整備委員会で、2016年に決定した「小浜・京都ルート」を含む8案を再検討し、7月17日までの今国会中にルートを再決定する方針で合意した。
インフラ整備北陸新幹線日本維新の会自民党
今国会中の決着で合意
自民党と日本維新の会は、北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸ルートについて与党整備委員会を開催し、7月17日までの今国会中にルートを再決定する方針で合意した。現行の「小浜・京都ルート」を含む8案について再検討を進める。
整備委員会では今後、京都府や滋賀県などの沿線知事らから聞き取りを行い、ルート決定の材料とする方針だ。
2016年決定の「小浜・京都ルート」が焦点
敦賀―新大阪間のルートは、自民・公明政権下の2016年度に「小浜・京都ルート」が決定されていた。このルートは福井県小浜市付近と京都市を経由して新大阪に向かうもので、現行の正式ルートとなっている。
しかし、京都府内などからは現行ルートに対する反対の声が上がっており、計画の実現性が課題となっていた。
維新の求めで8案再検討へ
日本維新の会は、米原(滋賀県)を経由する「米原ルート」などへの見直しを求めてきた。昨年12月、維新が8案の再検討を要求し、自民党がこれに応じたことで、ルートの再検証が動き出した経緯がある。
今回の合意により、2016年度の決定から約10年を経て、延伸ルートが改めて議論の俎上に載ることとなった。沿線自治体の意向や建設コスト、経済効果など多角的な観点から検討が進められる見通しだ。