2026/4/1
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政治

小野田経済安保相が閣議に5分遅刻、衆院文科委も流会に――事故渋滞で閣僚・委員長が同時遅刻

要約

小野田紀美経済安全保障相と斎藤洋明衆院文部科学委員長が同日に事故渋滞を理由に遅刻し、高校授業料無償化法案の審議が流会となった。複数の重要法案の審議に影響が出ている。

危機管理国会運営小野田紀美政権運営高校無償化

小野田紀美経済安全保障相が6日午前、首相官邸で開かれた閣議に約5分遅刻した。同日、斎藤洋明衆院文部科学委員長(自民党)も衆院文部科学委員会の理事会に遅刻し、高校授業料無償化関連法案の審議が流会となった。いずれも「事故渋滞」を理由としており、野党からは与党の姿勢を問う声が相次いでいる。

閣僚と委員長が同日に遅刻

小野田氏は閣議後、遅刻の経緯について「予期せぬ事故渋滞に巻き込まれ身動きが取れなくなった」と説明した。普段は開始の15~20分前に到着するよう心がけていたといい、「もっと危機管理をしてまいりたい。申し訳ございません」と陳謝した。

一方、斎藤洋明委員長も同日同時刻に事故渋滞を理由に衆院文部科学委員会の理事会に遅刻。委員長の不在により、予定されていた高校授業料無償化関連法案の審議は流会となった。

野党は「与党の緩み」と批判

この事態を受け、野党側は厳しい反応を示した。中道改革連合の小川淳也代表は「与党側の緩みとおごり、万能感は目に余る」と批判。日本維新の会の遠藤敬国対委員長は「気を緩めることなく締めて当たっていこうと確認した」と述べ、与党側に注意を促した。

首相周辺からも「渋滞は仕方がないが、こういうのは結果が全て。たるんでいると言われても仕方がない」との声が漏れた。

重要法案の審議に影響

斎藤委員長の遅刻により流会となった高校授業料無償化関連法案は、2026年度からの制度拡充を目指す重要法案である。文部科学委員会で審議が進められていたこの法案は、年度内成立を目指すスケジュールが組まれており、委員長の不在は審議日程に直接的な影響を与える事態となった。閣僚と委員長が同じ日に同じ理由で遅刻し、国会審議に支障が出たことで、政権の危機管理体制が改めて問われる格好となった。