日加首脳会談、関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に格上げで一致
要約
カナダ首相の二国間会談を目的とした日本訪問は10年ぶり。両首脳は経済安全保障対話の新設とサイバー政策協議体の立ち上げで合意した。
カナダサイバーセキュリティ日本外交経済安全保障高市首相
10年ぶりのカナダ首相訪日、関係格上げへ
カナダのマーク・カーニー首相が6日、日本を訪問し、高市早苗首相と会談した。カナダ首相が二国間会談のために日本を訪れるのは10年ぶりとなる。
両首脳は日加関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に引き上げることで一致し、共同声明に署名した。
経済安保・サイバー分野で新たな枠組み
会談では、経済安全保障対話の新設で合意したほか、サイバー政策に関する協議体の立ち上げでも一致した。経済と安全保障の両面で日加の連携を深める新たな枠組みが動き出すことになる。
両首脳が語った危機感
高市氏は「現下の国際情勢に鑑み、日本とカナダの関係の重要性はこれまでにないほど高まっている」と述べ、二国間関係の強化に意欲を示した。
カーニー氏は「中東やあらゆるところで見られるように、世界は転換期にある。強固な価値観こそが我々両国に安全保障と繁栄をもたらす」と応じ、共通の価値観に基づく協力の重要性を強調した。
カーニー首相にとって今回の訪日は就任後初めてとなる。カナダ首相の10年ぶりの来日という節目に、両国関係は新たな段階に入った。