2026/4/1
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政治

石川県知事選 新人・山野之義氏と現職・馳浩氏が激しく競り合う展開

要約

能登半島地震後初の石川県知事選が投開票を迎え、新人の山野之義氏と現職の馳浩氏が接戦を繰り広げている。2022年に続く保守分裂選挙となり、復興のあり方が最大の争点となった。

保守分裂地方選挙知事選石川県能登半島

能登地震後初の知事選、接戦に

石川県知事選挙は3月8日に投開票を迎え、新人の山野之義氏と現職の馳浩氏が激しく競り合う展開となっている。NHKが報じた。

能登半島地震からの復興が最大の争点となる今回の知事選は、2022年の前回選挙に続く保守分裂の構図となった。

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※画像はイメージです

両候補の横顔

馳浩氏は現職知事として再選を目指す。衆参両院議員を通算26年務め、2015年には文部科学大臣に就任した経歴を持つ。プロレスラー出身という異色の政治家で、国政での経験を生かした「国とのパイプ」を強調してきた。知事就任後は能登半島地震への対応にあたり、約1,000億円規模の復旧・復興財源を確保したとされる。

一方の山野之義氏は新人候補として挑む。金沢市長を11年間(2010年〜2022年)務め、市役所のDX推進や金沢マラソンの創設などに取り組んだ実績がある。現在はソフトバンクの戦略顧問を務めている。

保守分裂と復興争点

今回の知事選には両氏のほか、共産党推薦の黒梅明氏も立候補している。馳氏は自民党推薦に加え維新の支持を受け、山野氏は国民民主党県連の支持を得るなど、保守系候補同士が争う構図が鮮明となった。

2022年の前回選挙でも馳氏と山野氏は直接対決し、わずか7,982票差の接戦を馳氏が制している。今回は能登半島地震からの復興、物価高対策、地域格差の是正などが争点に挙がり、とりわけ能登地域の復興をどう進めるかが有権者の関心を集めた。

出口調査では両候補が「横一線」の情勢と伝えられており、前回以上の激戦となっている。