2026/4/1
nippon-post.com
政治

金沢市長選、村山卓氏の再選が確実 新人3候補を破る

要約

8日投開票の金沢市長選で、現職の村山卓氏が新人3候補を破り、2回目の当選を確実にした。自民・立憲・公明・連合石川の超党派の推薦を受け、圧倒的な支持を集めた。

地方選挙石川県金沢市

現職・村山氏が再選確実

3月8日に投開票が行われた金沢市長選挙で、現職の村山卓氏の再選が確実となった。新人3候補を破り、2回目の当選を決めた。

Kanazawa city, voting booth, election campaign, ballot box, mayor's office
※画像はイメージです

村山氏は自民党、立憲民主党、公明党、連合石川から推薦を受け、超党派の幅広い支持基盤を背景に選挙戦を展開。新人候補を大きく上回る支持を集めた。

副市長から市長へ、1期目の歩み

村山氏は1972年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、自治省(現・総務省)に入省し、仙台市や愛媛県、川崎市財政部長、香川大学教授などを歴任した。2019年4月に金沢市副市長に就任し、2022年3月の市長選で初当選を果たしている。

1期目では「未来共創計画」に基づく都市像の実現を推進。全国初となる小中学校への「デジタル科」導入や、「KOGEI Art Gallery 銀座の金沢」の開設、アーツカウンシル金沢の拡充など、文化・教育分野を中心とした施策に取り組んだ。

2期目の課題

再選にあたり村山氏は、日銀金沢支店跡地の利活用やナイトタイムエコノミーの強化、文化・スポーツ施設利用の市民負担軽減などを公約に掲げていた。「未来を拓く世界の共創文化都市・金沢」を長期ビジョンとして打ち出している。

金沢市は2050年までに人口が約10%減少する見通しで、2019年から2024年の間に約6,800人が減少している。一方、2024年の石川県への外国人宿泊者数は過去最高の227万人を記録し、オーバーツーリズムへの対応も喫緊の課題となっている。人口減少対策と観光振興の両立が、2期目の市政運営で問われることになる。