石川県知事選、前金沢市長の山野之義氏が初当選 現職・馳浩氏を破る
要約
前金沢市長の山野之義氏が初当選し、現職の馳浩氏を破った。能登復興への向き合い方が選挙の争点となった。
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山野氏が初当選、現職・馳氏敗れる
石川県知事選挙が実施され、前金沢市長の山野之義氏が初当選を果たした。現職知事の馳浩氏は再選を逃し、落選した。
山野氏は国民民主党県連の支持を受けて立候補。金沢市長として12年間にわたり都市行政を担った実績を掲げ、選挙戦を展開した。一方の馳氏は自民党と日本維新の会の推薦を受け、国政経験で培った「国との太いパイプ」を強調して再選を目指していた。
能登復興が最大の争点に
今回の知事選は、2024年元日に発生した能登半島地震後、初めての知事選となった。復旧・復興の進め方が最大の争点として浮上し、両候補の姿勢の違いが鮮明になった。
山野氏は奥能登地域に知事室を設置し、被災者の声に直接耳を傾ける方針を打ち出した。馳氏は国とのパイプを活かした復興の加速化や子ども医療費助成の拡大を訴えた。
保守分裂の構図再び
今回の選挙は、2022年の前回知事選に続き保守系候補が分裂する構図となった。山野氏と馳氏のほか、日本共産党が推薦する候補も立候補し、三つどもえの戦いが繰り広げられた。
結果として、金沢市での行政経験を持つ山野氏が現職を破り、石川県政の新たなかじ取り役に選ばれた。