片山財務大臣、暫定予算の編成へ各閣僚に協力要請 期間は11日間
要約
新年度予算案の3月中成立が見通せない中、片山財務大臣が閣議で暫定予算の編成作業への協力を求めた。暫定予算案は近く閣議決定される予定である。
予算審議暫定予算片山さつき
「予算の空白は1日も許されない」
片山財務大臣は3月24日の閣議で、新年度予算案が3月中に成立しない場合に備え、暫定予算案の編成に関係各省庁の協力を求めた。暫定予算の期間は11日間で、近く閣議決定される予定である。
片山大臣は閣議の場で「予算の空白は1日も許されないため、不測の事態に備えて関係各省庁のご協力を得つつ、暫定予算の編成作業を進めたい」と述べ、各閣僚に対応を呼びかけた。
高校無償化の扱いは「検討中」
焦点の一つとなっている高校無償化に必要な経費について、片山大臣は暫定予算に盛り込むかどうかについて「適切に検討を進めたい」と述べるにとどめた。暫定予算は本来、最小限の経常経費や継続事業のみを計上するものであり、新規施策の扱いが今後の議論の焦点となる。
11年ぶりの暫定予算編成
暫定予算の編成は2015年以来11年ぶりとなる異例の措置である。今回は1月の衆議院解散に伴い通常の予算審議スケジュールに遅れが生じたことが背景にある。2026年度予算案は一般会計総額122兆3092億円と過去最大規模に上るが、参議院での審議が新年度開始の4月1日に間に合わない可能性が出ている。暫定予算案の具体的な総額規模は現時点では明らかになっていない。