2026/4/1
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政治

高市首相、IEA石油備蓄の追加協調放出に賛同表明 ビロル事務局長と会談

要約

イラン情勢の長期化に備えたIEAの石油備蓄追加放出について、高市首相がビロル事務局長との面会で賛同を表明。日本のエネルギー安全保障強化へ向けた国際協調の姿勢を示した。

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高市首相がIEA事務局長と官邸で面会

高市早苗首相は25日、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長と首相官邸で面会した。IEAがイラン情勢の長期化に備えて検討している石油備蓄の追加協調放出について、高市首相は賛同する意向を示した。

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※画像はイメージです

追加協調放出の背景

IEAは加盟国による石油備蓄の追加協調放出を検討している。イラン情勢が長期化する可能性を見据えた対応で、ビロル事務局長が各国との協議を進めている。

日本は原油輸入の中東依存度が高く、エネルギー安全保障の観点から国際的な協調体制への参加が重要な課題となっている。高市首相が今回の面会で賛同の意向を明確にしたことで、日本としての姿勢を国際社会に示した形だ。

国際協調の枠組み

IEAは1974年の設立以来、石油供給の危機に際して加盟国間の協調放出を実施してきた。加盟国は輸入量の90日分以上の石油備蓄を義務づけられており、供給不安が生じた場合に備蓄を市場に放出することで価格の安定化を図る仕組みとなっている。

今回の追加協調放出の具体的な規模や実施時期については明らかにされていない。