2026/4/1
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政治

自民党、連合・芳野会長を党大会に招待せず 夫婦別姓めぐる溝が背景に

要約

自民党の鈴木俊一幹事長が4月12日の党大会に連合の芳野友子会長を招待しない方針を決めた。昨年3月に20年ぶりで出席した芳野氏だが、選択的夫婦別姓をめぐる立場の隔たりが影響したとみられる。

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鈴木幹事長、連合会長の招待見送りを表明

自民党は4月12日に開催予定の党大会に、連合の芳野友子会長を招待しない方針を決めた。鈴木俊一幹事長が明らかにした。

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※画像はイメージです

芳野氏は2025年3月の自民党大会に出席し、選択的夫婦別姓制度の実現を訴えた経緯がある。連合会長の自民党大会出席は2005年以来20年ぶりのことで、注目を集めていた。今回の招待見送りは、選択的夫婦別姓をめぐる自民党と連合の立場の隔たりが背景にあるとみられる。

経団連会長や維新幹部は招待

一方、自民党は同じ党大会に経団連の筒井義信会長を招待する。また、日本維新の会の吉村洋文代表と藤田文武共同代表にも招待状を送る方針だ。

連合会長を招待しない一方で、経済界や他党の幹部には招待を行うという対応の違いが鮮明になった形である。

自民と連合、揺れる距離感

芳野氏が出席した昨年の党大会では、選択的夫婦別姓の導入を求める発言が自民党内の保守系議員から反発を招いていた。芳野氏は連合として同制度の導入を一貫して主張しており、自民党との間で政策的な溝が埋まっていない状況が続いている。

連合は伝統的に立憲民主党や国民民主党など野党側の支持基盤とされてきたが、近年は自民党との政策対話も進めてきた。昨年の20年ぶりの党大会出席はその象徴的な出来事だったが、今回の招待見送りにより、両者の関係は再び距離が生じる可能性がある。