中道改革連合、落選した立憲出身の前議員3人の離党を承認
要約
衆院選で落選した立憲民主党出身の前議員3人の離党を中道改革連合が承認した。新党の運営への不満が背景にあるとみられる。
2026年衆院選中道改革連合立憲民主党野党再編離党
前議員3人の離党を承認
中道改革連合は2026年3月31日、先の衆議院選挙で落選し、離党届を提出していた前議員3人の離党を承認した。3人はいずれも立憲民主党出身の前議員である。
中道改革連合は2026年1月16日、立憲民主党と公明党の衆院議員が合流して結成された新党で、「中道」「生活者ファースト」「現実的な外交・防衛」「政治改革」を掲げていた。しかし2026年2月8日の衆院選では、公示前の167議席から49議席へと大幅に議席を減らした。
急造合流への反作用か
今回離党が承認された3人は福田昭夫、篠田奈保子、岡田悟の各氏。特に福田氏と岡田氏は選挙直後から、十分な議論がなかったことや比例名簿、党運営の不透明さを批判していた。
新党の合流は実質的に衆院のみで行われ、参院議員や地方議員は別組織のまま残った。比例名簿では公明出身者が上位に並んだことから、立憲系の前職の間では主導権の偏りや事前協議の不足への不満があったとされる。
新党の求心力に課題
衆院選での大敗の要因としては、新党の浸透不足に加え、政策決定や名簿順位の決定過程への不信も指摘されている。選挙前の急造合流に対する反作用として今回の離党が位置づけられ、中道改革連合の求心力低下が改めて浮き彫りになった。
なお党規約上、国会議員の離党には幹事長への申し出と常任幹事会の承認が必要とされており、今回の離党承認はこの手続きに沿ったものとみられる。