木原官房長官、米イラン情勢を注視 「外交による事態沈静化が最重要」
要約
木原官房長官は記者会見で、アメリカによるイラン海上封鎖の動きを受け、ホルムズ海峡をめぐる動向を注視していると表明。外交を通じた事態の沈静化が最も重要だと強調した。
木原官房長官「事態の沈静化が最重要」
木原官房長官は13日の記者会見で、米イラン間の緊張の高まりについて「アメリカとイランの協議や関係国間の外交努力、ホルムズ海峡をめぐる動きなど、関連の動向を注視している」と述べた。アメリカによるイラン海上封鎖の動きを受けた発言で、「最も重要なことは事態の沈静化が実際に図られることだ」と強調し、外交を通じた解決の重要性を改めて訴えた。
軍事的緊張の高まりが懸念される中、トランプ大統領は「限定攻撃再開検討も、外交排除せず」との立場を示しており、米側の今後の対応が焦点となっている。
長期金利は1999年以来の高水準に
中東情勢の緊迫化は、国内の金融市場にも影響を及ぼしている。13日には日本の長期金利が2.49%に上昇し、1999年2月以来の高水準を記録した。原油価格の高騰に伴うインフレ懸念が金利上昇圧力となっている。
ホルムズ海峡は世界の石油消費量の約20%が通過する海上輸送の要衝であり、封鎖が現実味を帯びれば原油供給への影響は避けられない。日本はエネルギー資源の多くを中東からの輸入に頼っており、海峡の航行安全確保は経済の根幹に関わる問題である。
高市首相は憲法改正発議にも言及
一方、高市首相は13日、来年の党大会までに憲法改正の発議にめどをつける意向を示した。外交・安全保障をめぐる環境が厳しさを増す中、憲法改正議論の加速化を図る狙いがあるとみられる。
なお、高市首相とイラン側との電話首脳会談についても調整が進められているとされ、日本独自の外交努力も並行して模索されている状況だ。
米イスラエルによるイラン攻撃
アメリカ・イスラエルによる攻撃を機にホルムズ海峡が事実上の封鎖状態に陥り、原油価格が急騰する事態となった。
木原官房長官が停戦合意を歓迎
米イラン停戦合意を前向きな動きと評価。ホルムズ海峡の航行安全確保と事態沈静化の重要性を改めて強調した。
長期金利が2.49%に上昇
中東情勢緊迫化によるインフレ懸念を受け、国内長期金利が1999年2月以来約27年ぶりの高水準を記録した。
木原官房長官が記者会見
アメリカによるイラン海上封鎖の動きに対し、外交による沈静化が最重要との認識を示し、関連動向を注視すると述べた。
政府としては、国際社会との連携を維持しながら、エネルギー安全保障と外交的解決の両面で対応を迫られる局面が続く。